回転体の内部で、何が起きているか、ご存じですか？回転体を含む機械では、稼働中に部品内部のひずみや応力が刻々と変化します。従来は、こうした物理量を“間接的に”推定するセンシング方法が一般的でした。しかし、電源供給・信号伝送・取付け構造などの制約により、高精度かつ連続的なデータ取得・可視化は困難で、製造現場における重要な課題となっていました。

特に工作機械分野では、加工条件の最適化や刃の摩耗状態の予知といった現場課題が、生産性や品質に直結します。目視や経験に頼る判断から、データに基づく制御へ進化させるためには、信頼性の高いセンシング技術が不可欠です。

本セミナーでは、こうした課題を解決するためのアプローチとして、マクニカ製半導体ひずみセンサー「STREAL」と無線給電技術を活用した最新の研究成果をご紹介します。
・コンパクトながら高精度なひずみを計測
・無線給電技術との組み合わせで、回転軸そのもののひずみを”ダイレクトに”計測
・刃先近傍での連続・安定したひずみセンシングを実現

静岡大学様との共同研究によるドリル加工実験の具体的な結果を交えながら、「回転体ひずみセンシング」の新たな可能性をお伝えします。この機会にぜひご参加ください！

1.半導体ひずみセンサーSTREALのご紹介
2.無線給電技術のご紹介
3.半導体ひずみセンサーSTREALを活用した研究成果のご紹介（静岡大学様 静准教授より）